「採用試験」勉強・攻略の仕方【その8】~暗算を極める!②
暗算を極める!①では、
38×794=?
を例に出しました。
暗算の王道といえる式ですよね。
しかし、「採用試験」における暗算はこれだけではありません。
みなさん、解の公式って覚えてますか?
これ、変形できますか?
ax2+bx+c | = | 0 |
解の公式を例にあげましたが、「採用試験」では式の変形をどれだけはやくできるかもとても大切です。
先の回にて、数学力をつけるべきだと述べましたが、
暗算と同様に数々の数学におけるお決まりパターンもやはり覚えておかなくてはなりません。
いわば基本中の基本ですね。「畑中本だけで」をおススメできない理由はここにあります。
畑中本は解説が丁寧すぎるため、あたかも数学の基本がなくても数的推理、
判断推理がとけてしまう誤解を生みだしてしまうのです。
しかし、畑中先生の本望がそうではないことはあきらかです。
良い本をつくりすぎたが故の弊害だといえます。
そこで、おススメなのがこれ↓
すこし古い本ですが、
著者の大塚聖先生はその道のプロです。
数学のセンスを身に着けるにはピッタリの一冊です。
タイトルは
です。
「全55単元」と、細かい節分けがなされているため、レファレンスブックとしても有効だといえます。
おススメの使い方は
「第6・7単元」の「展開の公式」と「因数分解」
「第12単元」の「二次方程式の解」
「第18単元」の「二次不等式の解」
を集中して取り組み、基本中の基本をマスターしてしまうことです。
数的推理をやるなかで、パッと思いつかない公式があったのなら、
時間と労力を惜しまず繰り返し取り組んでください。
嘘と思うかもしれませんが、信じてやってみるとかなり力が付きます!
また、
所々の「step up」コーナーまで読めば、一般知識における数学科目対策にもなりますよ!
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