図書系 2次試験対策を中心に 【その2】【概説】 国立大学法人等 職員採用試験 図書系
こんにちは、サイです。
さて、前回お話しした「図書系」についてです。
今回は概説です。
次回から、「図書館の歴史」の勉強方法を説明します!
図書系を選択する方は、申し込み時に意思決定をしなくてはなりません。
倍率も、事務とは異なりますので、一次試験で戦う土俵が違ってきます。
もう一つの特徴が、「第二次試験」があることです。図書館学について、専門知識を問われることになります。
また、面接も原則、面接官との対面となり、グループ討論などはありません。
(サイ独自調べ。確証はありません。ご注意ください。)
おそれく、受験者数が少ないことが理由だと思います。
よくある質問として、「図書館学を専攻していなくても」、あるいは「司書資格をもっていなくても」受けられるか?があります。
正解は、「受けられる」です。
ただし、どうしても専門知識が問われるため、勉強することが求められます。
では、どうやって勉強すればよいのか?
ざっくり分けると
・図書館の歴史
・図書館の守備範囲(資料と運営)
・分類規則
・検索など(ITを活用したもの含む)
の分野について、知識を蓄える必要があるようです。
ちなみに、これらをもう少し難しい言い方にすると……
図書館学概論
図書館資料論
資料組織論
資料利用論
図書館管理論
情報管理論
となり、
図書館学概=図書館の歴史
図書館資料論=図書館の守備範囲(資料)
分類規則=資料組織論
図書館管理論=図書館の守備範囲(運営)
情報管理=検索など
といった形ですね。
司書資格はいらないといいました。その一方で、専門知識を問う「第二次試験」はうけなくてはなりません。
つまり、大切なことは、「図書館の歴史」「図書館の守備範囲(資料と運営)」「分類規則」「検索など」
図書館で行うことについて知識を蓄えればよいということなのです。
ここでは、少しざっくり分類しましたが、「第二次試験」の守備範囲はほぼこれで、
問題ないと思います。
(サイの独断と偏見です。出来うる限り、調べますが、不備についてはあらかじめご了承ください)
ということで、次回は「図書館の歴史」の勉強方法を紹介します!
乞うご期待ください!
どうぞ、こちらの書籍をご準備くださいね!