直前対策に!! 【その3】 攻略ブックだけでは、不安かもしれません!!
いつもありがとうございます。サイです。
さて、今日は直前の勉強の仕方についてです。
みなさん、このブログでも紹介してきましたが、これ↓つかってますか?
国立大学法人等 職員採用試験攻略ブック 28年度 (別冊受験ジャーナル)
もちろん、活用していただき、どしどし問題を解いてほしいと思います。
ただし、こちらだけしかやってないという方は、注意していただきたいです。
また、これさえやれば、まぁ問題ないよねって思ってるかたも、要注意です。
なぜなら、こちらの問題は、あくまで再現されたものであって、過去問そのものではないからです。
これは、とても重要な事実です。
なぜなら、「採用試験」(公務員試験全般にいえますが)では、個別に問題があるのではなく、
各問題が、関係しあって、有機的なつながりを持っているからなのです。
これ、どういうことか?といいますと……
先に、時間配分が大切だということをお話ししました。
そこでもわかるように、ギリギリの時間で解けるように、「採用試験」は設計されているわけなのですが、
実は「採用試験」ではもう一つのことを考慮して設計がなされています。
前回のブログを読んでくださった方はもうお分かりですよね、
そう、それは得点です。
「採用試験」(公務員試験全般)は、平均点とボーダーがこれくらいで、
これくらいの人が残るようにするということが、あらかじめ目標として設定されたうえで、設計されているテストなのです。
それを可能にするために必要な要素こそが、受験者が要する時間と、取る得点なのです。
さて、ここでよく考えてみてください。
これ、どうやって調整するのでしょうか?毎年数万人が受ける試験です。そんなに計画通りいくのでしょうか?
基本的にはうまくいっているとサイは考えています。また、その方法についてもサイなりに見当が付いています。以下説明します。
①設計者は、これくらいの学力の人(得点が取れる人)が合格することをあらかじめ設定します。
②その程度の学力をもっているのであれば、合格できるレベルの問題を作成します。
②が重要です。つまり、②は、「①よりも学力の低い人を落とす問題をつくる」ということを意味します。
さて、ここがポイントです。合格レベルの人か否かをどのようにして判断することができるのでしょうか?
はっきりいって、公務員試験によってその判断方法はまちまちです。試験によって合格のボーダーがわかれる理由です。
そして、「採用試験」では、
コンスタントに「採用試験」問題の8割を解くことができる人を合格レベルとして判断しているようです。
(はい、わたくしサイの独断と偏見です。)
「採用試験」の8割は、32点です。
先日、ボーダーは28~30だろうと予想しました。
2点の差は大きいと思いますが、32点あれば合格かもしれないということですね。
で、話を戻しますと、「採用試験」ではほかの公務員試験と違い、できるだけ多くの問題を解く必要がありますよね。
だって、8割近く解けなくてはいけないのですから。
それってつまり、ある程度連続で正解が出るよう問題を設計しなくてはならないということです。
国立大学法人等 職員採用試験攻略ブック 28年度 (別冊受験ジャーナル)
(「攻略ブック」)
の過去問は、あくまで再現されたものにすぎません。実際にサイは本番も、
「攻略ブック」の問題も解いたことがありますが、やはり全然違います。
「採用試験」では、一問正解するごとに、次の問題に立ち向かっていく勇気や集中力が求められますが、
「攻略ブック」では、一問づつ解ければよいという作りになってしまっています。
これは、大きな違いです。
「採用試験」の問題は、他の公務員試験とくらべれば、少し簡単です。数的処理などもそうといえます。
ゆえに、「攻略ブック」のみ解いていると、問題が簡単に感じてしまい、真剣な気持ちで本番に臨むことは難しいはずです。
本番では、一問解いたらさらに一問解くという流れが大切ですし、
解いてる途中で見切りをつけることも、時には必要となってきます。
その感覚を養うという点では、どうしても模試の問題を繰り返し解いたり、
スー過去の問題とにらめっこが必要となっていくるのです!!
もしも、まだ、
国立大学法人等 職員採用試験攻略ブック 28年度 (別冊受験ジャーナル)
国立大学法人等 職員採用試験攻略ブック 28年度 (別冊受験ジャーナル)
- 作者: 受験ジャーナル編集部
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